西区壱岐南校区生活環境委員会の研修会として,資源循環推進課家庭ごみ減量推進係と共同で出前講座「食品ロス削減でごみ減量を!」を行いました。
参加者:委員20名
西区壱岐南校区生活環境委員会様は,「家庭生ごみの堆肥化による”ごみ減量”」を最重点の活動テーマとして,段ボールコンポストに熱心に取り組まれている団体です。このたび,3Rの基本に立ち戻ると,「Recycle(リサイクル)」をがんばる前に,実は「Reduce(リデュース)」が大事ではないか? そこで「食品ロス削減」について学びたい!というご依頼があり,出前講座を行ってきました。
平日の19時30分からということで,どれくらいの方が集まるのだろう?と不安でしたが20名もの参加があり,また熱心にメモを取っている方が多く,講義中の反応もすごく良く,講師としてもとてもやりがいのあった研修会でした。
資源循環推進課からは,「日本で発生している食品ロス量」と「福岡市の食品ロス削減への取り組み」など,保健環境研究所からは,「家庭ごみ調査からみた福岡市食品ロスの現状」についてお話しさせていただきました。最後は,4グループに分かれグループワークを行いました。まず「自分がどんな食品ロスをしているか?」事例をいろいろとあげていただき,その事例に対し,「どうしたらその食品ロスは防げるか?」対応策を考えてもらい,各グループで発表していただきました。30分の時間があっと過ぎてしまうほど活発な意見がたくさん出ました。
グループワークでた食品ロス対応策をご紹介します。
▼ グループワーク発表の様子
〔事業者に対して〕は,消費者目線で面白い意見だと思いました。食品衛生法や事業者の販売方針もありますので,実現は難しいですが,消費者の意見として声をあげていれば,何かが変わってくるかもしれません。本日のみなさまとのグループワークをとおして,私たち行政側がどのようにして啓発して行ったらよいかのヒントを頂いたような気がしています。
西区壱岐南校区生活環境委員会のみなさま,貴重なご意見ありがとうございました。また別のテーマでの研修依頼をお待ちしております。