一般社団法人アースプロジェクト福岡さまからのご依頼があり，出前講座「7-6 ペットボトルのリサイクル」を実施しました。

　この講座では，「なぜペットボトルのラベルとキャップは外さないとリサイクルできないのか？」をテーマとして，それぞれのプラスチックの種類が異なっていることを実験を交えて説明させていただいています。リサイクルするためには，同じ材質のプラスチックだけに分別する必要があります。今回は，身近にあるプラスチックのうち「ペットボトル」とお弁当のふたなどに使われている「ポリスチレン容器（ＰＳ）」を用いて，それぞれのプラスチックの性質の違いを実験で学んでいただきました。
　講座を終えた後には，「実験や映像を交えながらだったので分かりやすかった。」「ペットボトル・フタ・ラベルが水と塩水で分離できることに驚いた。」といった感想をいただき，ペットボトルのリサイクルの意義が伝わったと感じました。また，ペットボトルに限らず「博多湾のごみ問題」や「海洋プラスチック問題」などについても興味を持っていただいたようで，これらの問題を解決するためには，ごみの分別やリサイクルなど私たちが身近でできる行動を続けていくことが大切です。

　私たちは様々な機会をとらえて「ごみ問題」をPRしています。受講していただいたみなさまも，今回得た知識をお知り合いの方などに伝えていただき，「ごみ問題」に関心がある人が一人でも増えたらいいなと思っています。