★令和元年8月7日(水曜日) 19時00分~20時30分 原北公民館 参加者:28名
この度,「ペットボトルがどのようにリサイクルされているのか?」また,最近,テレビや新聞でもよく報道されている「海洋プラスチックごみ」について学びたいということで,本講座に申し込まれたそうです。19時00分からという時間帯にも関わらず28名もの方に参加いただきありがとうございました。
今回の講座で行った実験で,プラスチックは種類によって性質が異なるので,リサイクルするためには,プラスチックの種類ごとに分別しなければならないことが解っていただけたと思います。「PET」という素材で作られているペットボトルを適正にリサイクルするために,「PEやPP」という素材のキャップと「PS」という素材のラベルは,必ず外して排出するようにお願いします。
講座の中で,今後「海洋プラスチックごみ問題」に対して,国としてこれから,どのような取り組みがなされていくのかについて,「プラスチック資源循環戦略」を少し紹介させていただきました。
「プラスチック資源循環戦略」とは,資源・廃棄物制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化、アジア各国による廃棄物の輸入規制等の幅広い課題に対応するため、3R+Renewable(再生可能資源への代替)を基本原則としたプラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略で、令和元年5月31日に政府にて策定され公表されました。
「海洋プラスチック問題」に対しては、使い捨てプラスチックの削減やプラスチックのリサイクルの推進などを前提に、プラスチックごみの流出による海洋汚染が生じないこと(海洋プラスチックゼロエミッション)を目指し、犯罪行為であるポイ捨て・不法投棄撲滅を徹底するとともに、清掃活動を推進し、プラスチックの海洋流出を防止することや、海洋ごみの実態把握及び海岸漂着物等の適切な回収を推進し、海洋汚染を防止する施策が進められていきます。
私たちの日常生活の中で,これから取り組んでいけることとしては,プラスチックごみの発生抑制(リデュース)です。
たとえば,「マイバックを持参し,レジ袋を使用しない。」「マイボトルを持参し,ペットボトル商品の購入を控える。」などです。これから,少しずつ使い捨てプラスチックの使用を減らしていくことを考えて,実践してみませんか。
原北自治協議会のみなさま,これからも「ごみ減量・リサイクルの推進」にご協力をお願いします。
今回,原北公民館のご協力をいただき「使用済小型家電回収ボックス」を期間限定で設置しています。
ご家庭に眠っていて,いずれ「ごみ」として処分するような小型家電がありましたら,この機会に公民館での回収にご協力ください!小型家電だけでなく,充電器や接続ケーブルなどの付属品も貴重な資源ですので回収可能です!