★令和4年5月14日(土曜日) 13時30分~15時00分 参加者 35名
環境局ごみ減量推進課の出前講座「プラスチックごみ問題を知る!~できることからやってみよう~」の中で、プラスチックのリサイクルのためには分別や適正なルールでの排出が大事なことを、実験を交えて説明しました。
プラスチックをリサイクルするためには、同じ種類のものを集めることが必要です。そこで、参加者の方には、身近にあるプラスチックのうち「ペットボトル」「ラベル」「キャップ」などを用いて、プラスチックの種類による性質の違いと、どうすれば分離できるかについて実験で学んでいただきました。
まず、3種類のプラスチック(ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン)を水と食塩水に入れ、プラスチックの種類によって浮いたり沈んだりすることを見てもらい、性質の違いを体験していただきました。
次に、「ペットボトル」「ラベル」「キャップ」を小さく切ったものを用いて混ぜた後、水と食塩水に入れて、分けることができるかどうかの実験を行いました。その結果、おおむね分けることができましたが、完全には分けることができなかったため、前もっての分別が大事であることを説明しました。
当日は、子どもたちのご参加も多く、実験の際に講師が「ペットボトル・ラベル・キャップは水に浮くでしょうか?沈むでしょうか?」と質問すると、子どもたちは大きな声で「キャップは浮くと思う!」「全部沈むと思う!」など答えてくれました。参加者全員が講師の質問へ積極的に答えていただいたため、とても明るい雰囲気の中講座を実施させていただきました。
図1 実験で用いたプラスチック(左からポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート)
図2 講座と実験の様子