日時 令和5年6月25日土曜日10時-12時
場所 福岡市博物館 講座室
講師 市博物館 集客・広報普及専門員のお二人
55人
・子ども約35人(各町子ども会を通して募集)、おとな約20人
高取公民館は、子ども達が楽しみながら交流を深めることを目的とした「あそびじゅく」を定期的に開催しています。この事業は、子ども達の健全育成を目的に組織された団体「げんこじゅく(下宮敬一郎会長)」等と共催で行われています。令和5年度6月に百道浜の博物館で実施した「勾玉づくり体験」をご紹介します。
・参加者は、会場に現地集合。百道浜の市博物館一階にある講座室に並べられた長机に、プラスチック引き出しや石、紙やすりなどが一人分ずつセットしてありました。
・げんこじゅく会長から、ご指導の博物館集客・広報普及専門員のお二人を紹介しています。専門員さんからは、まず博物館の展示物の紹介などのお話がありました。
・勾玉の形の説明や作り方を教わりました。四角く白いタイルのような石形を描いてから削り出します。
・柔らかい石なので、子どもでも簡単に紙やすりで削ることができて、作業トレーの中が真っ白な粉でいっぱいになりました。
・勾玉のお腹の部分をさらに削ってへこませ、湿らせて磨いてつやを出し、開けてある穴にひもを通して完成!
・この日は材料に予備があり追加購入できたので、付き添いの保護者も無心で勾玉を削り出していました。出来栄えに大満足の子ども達、仲良く首にかけてポーズをとってくれました。
小学校在籍数が千人を超え転出入も多い高取校区では、校区の子ども会育成連合会はありませんが、自治会ごとの子ども会が現在9団体にまとまり、それぞれ活動しています。公民館が入会の相談や窓口となって各子ども会につなぎ、その活動の支援もしています。
転出入の多い小学校区ですが、公民館の支援もあって子ども会には常に一割程度の加入者があり、それぞれの自主的な活動も定着しているようです。今回は公民館が子ども会などに参加者を募って、博物館の団体向け体験事業に申込むことができました。
福岡市では各小学校区で、地域の育成団体や公民館などが多彩な育成活動を行っています。早良区の青少年育成活動各校区の取組事例は、早良区のHPでご紹介しています。