現在位置:福岡市ホームの中の早良区の中のくらしの情報の中の子ども・子育てから高取校区 あそびじゅく「博物館に行こう!!勾玉づくり体験」(高取公民館、子ども会)
更新日: 2024年7月10日

高取校区 公民館子ども健全育成事業 あそびじゅく
「博物館に行こう!! 勾玉づくり体験」
協力:福岡市博物館

長机に二人ずつ座って一心に勾玉を削り出している参加者達の写真 

1 実施日時・場所・講師

日時 令和5年6月25日土曜日10時-12
場所 福岡市博物館 講座室
講師 市博物館 集客・広報普及専門員のお二人

2 参加人数

55人
・子ども約35人(各町子ども会を通して募集)、おとな約20

3 活動の目的、内容

 高取公民館は、子ども達が楽しみながら交流を深めることを目的とした「あそびじゅく」を定期的に開催しています。この事業は、子ども達の健全育成を目的に組織された団体「げんこじゅく(下宮敬一郎会長)」等と共催で行われています。令和5年度6月に百道浜の博物館で実施した「勾玉づくり体験」をご紹介します。

4 活動のようす

・参加者は、会場に現地集合。百道浜の市博物館一階にある講座室に並べられた長机に、プラスチック引き出しや石、紙やすりなどが一人分ずつセットしてありました。

7×4列に並んだ長机に二人ずつ着座する参加者でいっぱいになった講座室内部。

・げんこじゅく会長から、ご指導の博物館集客・広報普及専門員のお二人を紹介しています。専門員さんからは、まず博物館の展示物の紹介などのお話がありました。

左の塾長から真ん中の専門員お二人を紹介、右はお礼のお辞儀をする主事と撮影するスタッフ 暗くなった会場の正面に映し出される古代の甕棺など、博物館収蔵品説明の画像

・勾玉の形の説明や作り方を教わりました。四角く白いタイルのような石形を描いてから削り出します。

正面スクリーンに映し出される、勾玉の作り方の手順 一角に小さな穴があけてある勾玉材料の四角く白い石に、鉛筆でカタチを書き込んだ写真

・柔らかい石なので、子どもでも簡単に紙やすりで削ることができて、作業トレーの中が真っ白な粉でいっぱいになりました。

紙やすりで石を削り始めた子どもの手元写真  プラスティック引き出しに新聞紙を敷いた上に紙やすりを置い、石をこすりつけて削り出しているようす。 

・勾玉のお腹の部分をさらに削ってへこませ、湿らせて磨いてつやを出し、開けてある穴にひもを通して完成!

容器の水で、勾玉の艶出し磨きをする子どもの手元写真 完成した白い勾玉に、黒いひもを通しているようす。これで完成。 

・この日は材料に予備があり追加購入できたので、付き添いの保護者も無心で勾玉を削り出していました。出来栄えに大満足の子ども達、仲良く首にかけてポーズをとってくれました。

でき映えに大満足!と自作の勾玉を首にかけてにっこりのなかよし女子二人 

5 高取公民館 三好 佐絵子館長より

 小学校在籍数が千人を超え転出入も多い高取校区では、校区の子ども会育成連合会はありませんが、自治会ごとの子ども会が現在9団体にまとまり、それぞれ活動しています。公民館が入会の相談や窓口となって各子ども会につなぎ、その活動の支援もしています。

6 早良区地域支援課(こども育成調査アドバイザー)より

 転出入の多い小学校区ですが、公民館の支援もあって子ども会には常に一割程度の加入者があり、それぞれの自主的な活動も定着しているようです。今回は公民館が子ども会などに参加者を募って、博物館の団体向け体験事業に申込むことができました。
 福岡市では各小学校区で、地域の育成団体や公民館などが多彩な育成活動を行っています。早良区の青少年育成活動各校区の取組事例は、早良区のHPでご紹介しています。

お問い合わせ先

  • 部署:早良区 総務部 地域支援課(こども育成調査アドバイザー)
  • 住所:福岡市早良区百道2丁目1‐1
  • 電話番号:092-833-4403
  • E-mail:k-sien@city.fuuoka.lg.jp