日時:平成28年10月8日(土曜日) 午前10時から午後1時
場所:原西公民館
事前講座
パトロール前のオリエンテーションと紙芝居
対応のポイント
パトロールに出発
「公園で見かけたって」
「この人かな?」
「話しかけてみよう」
「一緒に行きましょう」
対応の振り返り
話しかけるのにドキドキ
振り返りの発表
事前講座を受けた高学年でも、知らない高齢者に声をかけることが思いのほか難しかった様子。低学年の子どもたちが勇気を振り絞って「いっしょに行きましょう」と声をかけ、手をつないでもらって嬉しそうな表情を見せたり、「耳が聞こえないのかな」「紙に書いたらいい」という気づきを上級生と共有して対応したり、次の高齢者を探しに行くときに「このおばあさんをこのままおいて行って大丈夫?」と心配するなど、高齢者のことを真剣に考えて寄り添うことで子どもたちが大きな達成感や喜びを感じている様子が見てとれました。
地域のボランティアさんによる迫真の演技で、子どもたちは今回のねらいだった認知症への理解だけではなく、加齢による変化(耳・目・足の衰え)にも気づいて対応することができました。心配して恐る恐る手をつないだ1年生男子が「やさしいきもちになったよ」と振り返ったように、高齢者の「心」に寄り添ってふれあう体験になっていたと思います。
ウォークラリー後、子ども達が得た「気づき」や「思いやり」、また実践の様子の紹介や発表があり、大人やスタッフが拍手してほめました。子どもたちの表情は「困っている人の役に立てた喜び」や「勇気を出して得た達成感」に輝いていました。
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