早良区では、地域や区行政に関するさまざまな課題について、地域の皆さまと区長が対話し、区政へのご理解やご協力を得るとともに、地域の皆さまのご意見を市政の参考とすることを目的に、「こんにちは区長です」を実施しています。
10月3日(木曜日)は、飯原校区の皆さまと懇談しました。
飯原校区では、「いきいきと暮らせるまち」を目指して、「いきいきプラン」の見直しや専門学校との連携についてお話いただきました。
校区の高齢化が進む現状を知り、高齢者に優しいまちづくりが始まっています。今年度は、散歩の途中に休憩できる「幸せの椅子」を公民館前と飯倉バス停に置いたり、敬老会を各町内で行ったりするなど、身近な場所での絆づくりに取り組まれています。また、「いきいきプラン」は作成から10年が経過するため、現在の校区の状況に合わせた内容に見直しを行い、2035年までの今後10年間の新しいプラン内容を新年度に全戸にお知らせして取り組んでいけるよう、作業を進めているそうです。
今年の夏祭りでは、専門学校からの提案で学生が多く運営に参加され、とても活気にあふれた祭りになりました。現在、社会情勢の変化等により、地域活動の担い手が不足する現状がありますが、こうしたつながりを大事にするとともに、さらに多くの協力を得られるよう取り組みたいと話されました。
そのほか、飯原中央公園の広場の利用についてマナーが改善するために努力していることなどをお話しいただきました。
現状から取り組みを見直し、活動に関わる人を増やして、校区を「いきいきと暮らせるまち」にしたいという思いが伝わる有意義な懇談となりました。
今後の区行政の参考にさせていただき、皆さまと共に住みよいまちづくりに努めてまいります。
大神会長のあいさつ
懇談中の様子
懇談会場の飯原公民館