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誓願寺

写真:誓願寺

 筑前怡土・志摩(現在の福岡市西区から糸島市付近)の豪族、中原氏の娘の願いで、安元元(1175)年に臨済宗の開祖である栄西を招いて創建されました。
 栄西は、二度目の渡宋の前、宋版一切経の渡来を待って本寺に十数年間滞在し、その間に数々の著述を行いました。中でも「誓願寺孟蘭盆縁起(せいがんじうらぼんえんぎ)」は、栄西直筆の書として国宝に指定されています。
 本寺には中国の呉越国(907~978年)から分与された 「銭弘俶八万四千塔(せんこうしゅくはちまんよんせんとう)」、元からもたらされた「孔雀文沈金経箱(くじゃくもんちんきんきょうばこ)」といった国の重要文化財をはじめ、対外交流を裏付けるものが多数伝えられています。
 また、毎年11月第3日曜日に厄除け祈願祭として、火渡り護摩行が行われます。


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