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更新日:2025年4月1日

B型及びC型肝炎について

B型及びC型肝炎ウイルスの患者・感染者は、国内で合わせて300万人を超えていると推定されており、国内最大の感染症とも言われています。感染によって、慢性肝炎や肝硬変、肝がんに進行する場合があるので、早期発見や、適切な健康管理・治療が重要です。感染予防、症状、検査、治療などについて、次のようなホームページで情報をご覧いただけます。

 厚生労働省ホームページ
 「知って,肝炎」プロジェクト(厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動事業)
 国立国際医療センター 肝炎情報センター ホームページ
 社団法人日本肝臓学会 ホームページ

B型・C型肝炎ウイルスは、主として感染している人の血液が他の人の血液の中に入ることによって感染します。
このため、感染予防にあたっては、他人の血液に安易に触れないようにすることが重要ですが、空気感染はしませんので、下記のような注意事項を守っていれば、日常生活で感染することはほとんどないと考えられています。
こうしたことを理解し、肝炎の患者・感染者を差別することのないようにしましょう。
 
(主な感染経路)
・ 肝炎ウイルスが含まれている血液の輸血等を行った場合 (ただし、現在は安全性が向上しています。)
・ 注射針・注射器を肝炎ウイルスに感染している人と共用した場合
・ 肝炎ウイルス陽性の血液を傷のある手で触ったり、針刺し事故を起こしたりした場合
・ 肝炎ウイルスに感染している人が使用した器具を、適切な消毒などを行わずにそのまま用いて、入れ墨やピアスの穴あけなどをした場合
 また、B型肝炎ウイルスでは、以下のような感染経路も考えられます。
・ B型肝炎ウイルスに感染している人と性交渉をもった場合
・ B型肝炎ウイルスに感染している母親から生まれた子に対して、感染予防をせずに放置した場合、子は持続感染者(キャリア)となる場合があります。
 (母子感染予防策を講じることにより、ほとんどの例でキャリア化を防止することができます。)
   
(主な注意事項)
・歯ブラシ、カミソリなど血液が付いている可能性のあるものを共用しない
・他の人の血液に触るときは、ゴム手袋を着ける
・注射器や注射針を共用して、非合法の薬物(覚せい剤、麻薬等)の注射をしない
・入れ墨やピアスをするときは、適切に消毒された器具であることを必ず確かめる
・よく知らない相手との性行為にはコンドームを使用する

(感染しない事例)
・ 肝炎ウイルスに感染している人と握手した場合
・ 肝炎ウイルスに感染している人と抱き合った場合
・ 肝炎ウイルスに感染している人の隣に座った場合
・ 肝炎ウイルスに感染している人と食器を共用した場合
・ 肝炎ウイルスに感染している人と一緒に入浴した場合 等

詳しくは、上記の厚生労働省ホームページをご覧ください。
 


福岡市ホームページの関連ページへのリンク
 肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ
 B型及びC型肝炎ウイルス検査の無料実施について
 肝炎治療費助成制度について

専門医療機関のご案内
 福岡県肝疾患専門療機関  (134kbyte)のリストを掲載しています。(ダウンロードしてご覧いただけます)

【相談・問い合わせ先】 各区保健福祉センター健康課
各区健康課 所在地 電話番号 FAX番号
東区健康課 東区箱崎2丁目54-27 092-645-1078 092-651-3844
博多区健康課 博多区博多駅前2丁目8-1 092-419-1091 092-441-0057
中央区健康課 中央区舞鶴2丁目5-1 あいれふ6階 092-761-7340 092-734-1690
南区健康課 南区塩原3丁目25-3 092-559-5116 092-541-9914
城南区健康課 城南区鳥飼5丁目2-25 092-831-4261 092-822-5844
早良区健康課 早良区百道1丁目18-18 092-851-6012 092-822-5733
西区健康課 西区内浜1丁目4-7 092-895-7073 092-891-9894

 

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