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更新日: 2018年6月21日


市道学園通線(田尻)-Ⅰ学園通線とは?





Ⅰ 学園通線とは?

1.学園通線は九州大学へのメイン・アクセスルートになります

〇九州大学が,平成3年に福岡市箱崎地区等から西部地域への統合移転を決定したことに伴い,平成12年3月に九州大学伊都キャンパスへの主要なアクセス道路として,伊都キャンパスから国道202号バイパスをつなぐ全長5,060メートル(4車線)の「学園通線」と全長700メートル(2車線)の「千里太郎丸線」が都市計画決定されました。
〇平成13年から九州大学移転関連道路として整備に着手し,千里太郎丸線は,平成17年に,学園通線は,平成29年4月1日に 一部2車線により全区間の供用を開始しました。
〇その後,学園通線は,平成29年12月23日に2車線区間の一部であった国道202号の北原西交差点付近の区間を,また,平成30年4月27日に残りの区間についても4車線化の工事を完了し,これにより 学園通線5,060メートル全線が4車線による開通となりました。


九州大学移転関連道路図

九大学上空から望む、伊都土地区画方面の写真と説明

学園通線の整備状況




2.学園通線は「学術研究都市」のさらなる成熟へ貢献します


〇西区西部地域においては,九州大学伊都キャンパスを核とした学術研究都市づくりが進んでおり,九州大学移転関連基盤整備として周船寺川・水崎川などの河川改修,新西部水処理センターの建設,伊都,田尻,元岡の土地区画整理事業などの整備が進められ,徐々に市街地として成熟し始めております。
 学園通線は,西区西部地域で進んでいる様々なまちづくりを支える軸となる道路です。

                                                                 
改修後の周船寺川
改修後の周船寺川

水崎川排水機場
 水崎川排水機場


〇学園通線の起点となる伊都土地区画整理事業は,平成27年に完成し,現在,マンションや店舗等が建ち並び,「学術研究都市」の玄関口として成熟してきています。 地区内には,JR筑肥線・九大学研都市駅をはじめ,大型ショッピングセンター,西区役所西部出張所のほか西部地域交流センターや図書室が併設された複合施設・さいとぴあなど,未来に向けて新しいまちが創造されています。



学園通線伊都区画(歩道拡大)
学園通線(伊都区画)

学園通線伊都区画(車道拡大)
学園通線(伊都区画)

〇九州大学伊都キャンパスに隣接する元岡土地区画整理事業地区(写真着色地区)は研究・開発機能,居住及び生活サポート機能を持った学術研究都市の拠点として整備され,「福岡市産学連携交流センター」や「有機エレクトロニクス実用化開発センター」等が立地し,九州大学の門前町に相応しいまちづくりが進んでいます。


元岡土地区画を望む航空写真
元岡土地区画整理事業地区

学園通線元岡工区
学園通線(元岡工区)


福岡市産学連携交流センターの写真

産学連携交流センター

国内外の研究者,企業などの連携交流を促進することにより,新しい事業・産業の創出や地場企業の活性化,企業・研究機関等の立地促進を図る施設です。




3.九州大学伊都キャンパスの周辺道路の変化


九州大学の移転が進むに連れて,大学周辺の交通量が増加してきており,移転第1ステージに合わせて整備を行った学園通線(元岡工区:平成21年度完成),千里太郎丸線(平成17年度完成)でも朝夕は混雑しています。
平成30年度に九州大学の文系や農学系の移転完了に伴い,周辺の交通量もいっそう増加することが予想され,平成30年4月に全区間4車線開通した学園通線の効果が大きく期待されます。


九州大学の移転人口と周辺の交通量との比較を示すグラフ(太郎丸東交通量調査より)