福岡市の河川概要

福岡市の概略図

 市内には、26水系、131の河川があります。南部の脊振山系に水源を発する室見川、樋井川、那珂川や東部の三郡山系に水源を発する御笠川、多々良川などの河川が平野を形成し博多湾に注いでいます。

 河川はいずれも中小河川であって延長が短く流域が小さいため、降った雨が短時間に集中しやすいので河川の水位が急激に高くなることがあります。また、市街地が河口に近く潮位の影響を受ける場合もあります。

 なお、中心部は人口・資産の集中、地下空間の利用などにより、局地的な集中豪雨で大きな被害を受けやすくなっています。

 河川の管理については、河川法の規定により二級河川を県が、準用河川を市が管理しています。また、普通河川は市条例の規定により市が管理しています。

河川区分 河川管理者 水系数 河川数 市内延長(m)
一級河川国土交通大臣
(県知事・委任)
二級河川県知事
(市長:都市基盤河川改修事業)
13
(11)
42
(20)
143,427
(54,230)
準用河川市長102549,670
普通河川市長216464,850
 131257,947

※都市基盤河川改修事業とは,二級河川の整備に市が参画する制度
※ ( ) は内数

河川等一覧