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更新日: 2024年4月1日

農業者の方が行う鳥獣対策の取組みへの支援について

 市ではJAや猟友会、農業者の代表の方等と「福岡市鳥獣被害対策協議会」を組織し、農業振興策として農業者が行う鳥獣被害対策の取組みに対して支援事業を行っています。
 協議会事務局は市が務めていますので、それぞれの事業について、詳しくは下枠の市農林水産局イノシシ等地域営農対策担当にお問合せください。


防除に関する支援

 農地にワイヤーメッシュ柵や電気柵などの防護柵を設置する際の支援として国による事業と市が独自に行う事業の2つの支援事業を行っています。

(1)鳥獣被害防止総合支援事業【国庫事業】

 ワイヤーメッシュ柵や電気柵の導入に際して、費用負担が少なく導入できますが、要望から納品まで1年程度時間がかかります。
また、3戸以上の農家で共同申請すること(JAが調整します。)が要件となっており、過去にこの事業を利用して防護柵を設置した農地には柵の耐用年数の間(ワイヤーメッシュ柵 14年、電気柵 7年)は申請できません。
 毎年10月~12月頃、JAを通じ、翌年度導入分の要望調査を行います。


(2)侵入防止柵強化等支援事業【市単独事業】

 ワイヤーメッシュ柵や電気柵の補強、強化、導入に際して、費用の1/2を助成します。(助成上限 10万円)
申請から納品(自身で購入)まで時間がかからず、国事業を活用し設置した耐用年数以内の防護柵の補強、交換にも活用いただけます。申請に際しては2社以上の見積もりをご準備いただく必要があります。 (見積もりの準備については、JA福岡市による支援あり)
侵入防止柵強化等支援事業のご案内 (418kbyte)pdf
侵入防止柵強化等支援事業申請書 (17kbyte)xls
侵入防止柵強化等支援事業施工場所調書 (17kbyte)xls


捕獲に関する支援

 農業者の方が自ら獣類の捕獲を行う場合の支援として、狩猟免許取得等にかかる費用の支援とわなの貸与を行っています。


(1)狩猟免許取得等にかかる費用助成

 農業者の方が自ら獣類の捕獲を行う場合に必要な狩猟免許取得等にかかる費用(受験料、事前講習会受講料、診断書料)について助成します。請求の際は、「わな猟免許取得・更新経費請求書」にそれぞれの領収書を添えてJAの窓口に提出してください。

 わな猟免許取得・更新経費請求書 (81kbyte)pdf
 わな猟免許取得・更新経費請求書 (16kbyte)xls

 なお、通常、有害鳥獣捕獲許可を得る際には、県への狩猟者登録が必要となりますが、福岡市では、農林業者が自衛のために箱わなによりイノシシを捕獲する場合にはこの登録を不要で有害鳥獣捕獲許可を行っております。

(2)イノシシ用箱わなの貸与

 自ら獣類の捕獲を行うため、有害鳥獣捕獲許可を得た農業者の方を対象にイノシシ用の箱わなを貸与します。


(3)中型獣類用わなの貸与

 有害鳥獣捕獲許可を得てアナグマやタヌキなど中型獣類を捕獲する場合、JAからわなを貸与します。


生息環境管理に関する支援

地域ぐるみの生息環境管理支援事業

 イノシシなどの潜み場となるヤブの刈払いやエサとなる放任果樹等の撤去を自治会(町内会長)や農事組合などが主体となって行う際に人件費相当や消耗品購入費を助成します。

 地域ぐるみの生息環境管理支援事業 チラシ (595kbyte)pdf
 地域ぐるみの生息環境管理支援事業 申請書ほか (62kbyte)xls