３．下水放流発電

(１) 現在の取組み

　福岡市内には6か所の水処理センター（下水処理場）があり、毎日一定量の下水が処理された後、海や川に放流されています。
　（福岡市下水道事業の概要についてはこちら）

【市内水処理センター写真】

(２) 抱えている課題

　福岡市では「2040年度 温室効果ガス排出量実質ゼロ」のチャレンジを掲げ、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。
水処理センターでは年間を通じて安定した量の処理水が海や川に放流されますが、この水の流れを利用して、エネルギーを創出したいと考えています。

(3) 想定する実証プロジェクト

・水処理センター内に水力発電設備を設置し、導入に向けたコストや課題の検証を行います。
・発電した電力は水処理センター施設内での自家消費を想定しています。
・発電設備については、市民が親しみやすい水車等のデザイン性があればより良いと考えます。

(4) 想定しているフィールド

・福岡市内の６か所の水処理センターのどこか （複数個所も可）
　（市内水処理センターの紹介はこちら）

(5) 実現したい未来