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更新日: 2018年10月15日

エイズ・性感染症について


1 HIV感染者・エイズ患者の報告数

 平成30年上半期(1~6月)に福岡市の医療機関から新たに報告されたHIV感染者は12人,エイズ患者は6人であり,両者を合わせた新規報告者数は18人と昨年の同時期とほぼ同数でした。
 HIV感染後は,自覚症状のない時期が数年続くため,エイズ発症まで診断に至っていない感染者が数多く存在することが考えられます。
 感染経路としては,国内での男性同性間による性的接触によるものが最も多く,20歳代から50歳以上の方まで幅広い年代の方の感染が報告されています。

 平成29年の全国統計では,性的接触によるものが約8割を占め,男性同性間性的接触が多く,外国籍の報告数が増加している状況です。また,3年ぶりに複数の母子感染の報告がありました。
 


新規HIV感染者および新規エイズ患者の報告数(単位:人)
  全国 福岡市
合計 感染者 患者 合計 感染者  患者
平成19年 1,5001,08241824177
平成20年 1,5571,12643128208
平成21年 1,4521,021431392415
平成22年 1,5441,075469402416
平成23年  1,5291,056473423111
平成24年 1,4491,002447413011
平成25年 1,5901,10648439327
平成26年 1,5461,091455493415
平成27年 1,4341,00642827207
平成28年 1,4481,011 437633528
平成29年 1,389 976413 543915
平成30年
(1~6月)
18126





2 HIV・エイズとは

エイズ(後天性免疫不全症候群)は,HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染で起こるさまざまな病気の総称です。
HIVの感染力は弱く,性行為以外の社会生活の中でうつることはまずありません。
HIVは主に3つの経路で感染します。


  • 1.性行為による感染
  • 2.血液を介しての感染
  • 3.母親から赤ちゃんへの母子感染

しかし,HIVに感染すると,治療をしない場合,10年くらいの歳月をかけて体の免疫システムが破壊され,健康なときにはかからないような感染症などを発症するようになります。
今のところHIVを完全に取り除く治療法はありませんが,HIVの感染を早い時期に見つけ,適切な健康管理や治療を受けることによってエイズの発症を遅らせることができるようになっていますので,早期発見が重要です。




3 性感染症とは

性感染症とは,性的接触によって感染する病気で,性器クラミジア感染症,性器ヘルペス,尖圭コンジローマ,梅毒,淋菌感染症,エイズ(HIV感染症を含む)など10種類以上あります。
症状がなかったり,軽い症状にとどまる場合もあるため,感染している本人が気づかずに放置してしまい,病気が悪化したり,相手に感染させてしまう可能性もあります。


梅毒の報告数が急増しています。
 平成29年において,全国で5,820人,福岡市では157人の報告があり,全国での年齢分布として、男性は依然として20代から40代の幅広い年齢層から届出られており、女性は20代前半に多い状況です。
 初期は痛みのない赤いしこりができますが自然に良くなったり,症状が軽いため,気がつかない場合も多くあります。
病状が進行すると,治りにくかったり,後遺症が残ったりします。


気になる症状を感じたときは,早めに医療機関を受診しましょう。早期発見・早期治療が大切です。
男性は泌尿器科,女性は婦人科へ。皮膚の異常なら皮膚科を受診するなど,症状に応じて選びましょう。


※福岡県内の医療機関情報は,こちらのリンク先で検索できます。 「ふくおか医療情報ネット」


4 エイズ・性感染症の検査

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は日常生活でうつることはなく,主に感染者との性行為によりうつります。
HIVに感染しただけでは症状がほとんど出ないため,感染の有無を知るには検査を受けることが必要です。
感染の可能性のある日から3ヵ月以上たっていれば,確実な結果が得られます。
ほかに,性器クラミジア(無料)や梅毒(610円)の検査も実施しています。
検査は採血だけで,結果は1~2週間後にご本人に直接説明します。


検査は各区保健福祉センター(保健所)で無料・匿名で受けられます。
また,中央区保健福祉センター(中央保健所)では,検査当日に結果がわかる「即日検査」を毎週火曜日(要予約)と毎月第2日曜日(予約不要・先着50名)に実施しております。
検査の日時や電話番号など詳細は,下記の「エイズ・性感染症の相談・検査」をダウンロードしてご覧ください。




【中央保健所での毎月第2日曜日の日程です】
 平成30年) 4月8日,5月13日,6月10日,7月8日,8月12日,9月9日,
        10月14日,11月11日,12月9日
 平成31年) 1月13日,2月10日,3月10日



※検査は本人の理解と同意を得て行い,結果は本人に限りご説明しています。小児の感染を心配される方は保健所のエイズダイヤルにご相談ください。
※HIV・性感染症の検査にあたっては,検査前の絶飲食等の必要はありません。




5 医療機関向け情報




6 HIV母子感染について

母親がHIVに感染している場合,妊娠中や出産時等において,赤ちゃんに感染することがあります。日本では,母親がHIVの治療薬を飲むことや母乳を与えないことなど適切な感染防御策を講じることにより,HIV感染率を1%以下にまで抑えることができます。


下記のホームページに平成19年度に作成された「HIV母子感染予防対策マニュアル(「周産期・小児・生殖医療におけるHIV感染対策に関する集学的研究」研究代表者:和田裕一 厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業)が掲載されておりますので,詳しくはこちらをご覧ください。


エイズ予防情報ネット 抗HIV母子感染予防対策マニュアル




7 関連リンク

エイズや梅毒などの性感染症についての詳しい情報は,次のようなホームページでご覧いただけます。



相談・お問い合わせ先



相談・お問い合わせ先
保健福祉センター
(保健所)
エイズダイヤル
(平日午前9時~午後5時)
FAX番号 E-Mail
東区092-651-8391092-651-3844kenko.HIWO@city.fukuoka.lg.jp
博多区092-441-0023092-441-0057kenko.HAWO@city.fukuoka.lg.jp
中央区092-712-8391092-734-1690kenko.CWO@city.fukuoka.lg.jp
南区092-541-8391092-541-9914kenko.MWO@city.fukuoka.lg.jp
城南区092-822-8391092-822-5844kenko.JWO@city.fukuoka.lg.jp
早良区092-846-8391092-822-5733kenko.SWO@city.fukuoka.lg.jp
西区092-891-0391092-891-9894kenko.NWO@city.fukuoka.lg.jp