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更新日:2024年7月1日

福岡市在宅人工呼吸器使用者非常用電源整備事業

 

1 事業概要

 

福岡市では、 在宅で24時間人工呼吸器を使用している身体障がい者(児)及び難病患者の方へ、災害時にも生命を維持する上で必要となる電源を確保するため、非常用電源装置等の購入費用の一部を助成します。

 

 

 

(1) 対象者

 

 次の全ての要件に該当する方

  • 福岡市の住民基本台帳に住民登録がある方
  • 在宅で24時間人工呼吸器を使用している方
    ※医療機関等に入院中の方及び障がい者施設や高齢者施設等(特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅等を含む。)に入所中の方は対象外です。
    ※対象者と住民基本台帳上の同一世帯員(対象者が18歳以上の場合は本人及び配偶者に限る)に市民税所得割額が46万円以上の方がいる場合は、対象外です。

 

 

(2) 対象となる用品・性能・助成基準額
     ※いずれか1つの用品についてのみ助成対象となります。

 
種目 性能要件 耐用年数 助成基準額
正弦波インバーター
発電機
ガソリンまたはガスボンベ等で作動する正弦波インバーター発電機で、定格出力が850VA以上のもの。
10年
120,000円
ポータブル電源等
(蓄電池)
蓄電機能を有する正弦波交流出力の電源装置で、定格出力が300W以上のもの。
または、人工呼吸器専用のバッテリーで6時間以上使用できるもの。
5年 65,000円
DC/AC
インバーター
自動車用バッテリー等の直流電源(DC)を正弦波交流電源(AC)に交換する装置で、定格出力が300W以上のもの。 5年 30,000円

【注意事項】

  • ① 疑似正弦波(矩形波、補正正弦波)の製品は、助成対象外。
  • ② 障がい者等または介護者が容易に使用可能な製品であること。
  • ③ 日本語の取扱説明書が添付されている製品であること。
  • ④ 正弦波インバーター発電機、ポータブル電源等については、電気用品安全法の適合検査に適合した(本体にPSE マークがない場合は、ACアダプターにPSEマークが付いている)製品であること。
  • ⑤ 用品の維持に要する経費(ガソリン、カセットガスやエンジンオイル等の購入費や点検・整備費などの費用)については、助成の対象外。
  • ⑥ 付属品については、その付属品がないと当該用品が機能しない場合のみ、助成対象とする。

 

(3) 自己負担額

市民税課税状況等 自己負担額
課税世帯 助成基準額の1割
非課税世帯・生活保護受給世帯 0円

 

※購入にかかる費用が助成基準額を上回る場合、その差額は全額自己負担となります。

例)80,000円の蓄電池(助成基準額:65,000円)を購入した場合
 市助成額  58,500円 〔基準額の9割〕
 自己負担額 21,500円 〔6,500円(基準額の1割)+15,000円(基準額と購入金額の差額)〕

<助成額と自己負担額の計算例についてはこちら> (236kbyte)pdf

 

2 申請について

注意

市の助成決定前に購入した用品については、助成の対象となりません。

 

 

(1) 申請の流れ

申請から助成金の振込までの流れは下記のとおりです。
※必ず、助成の決定を受けてから用品を購入してください。

 ①(申請者) 助成の申請
 ②(市) 助成の決定
 ③(申請者) 用品の購入、助成金の請求
 ④(市) 助成金の振込

詳しくは、「申請の流れ(別紙)」 (830kbyte)pdfをご参照ください。
なお、③・④については用品の販売店が代理で行うことができます。
代理の手続きについては、「(4) 事業者(販売店)による代理請求及び受領について」をご確認ください。

 

(2) 申請書類

① (様式1)福岡市在宅人工呼吸器使用者非常用電源購入費助成金交付申請書 【PDF版 (583kbyte)pdfWORD版 (42kbyte)doc
② (様式2)福岡市在宅人工呼吸器使用者非常用電源整備事業用見積書 【PDF版 (325kbyte)pdfWORD版 (23kbyte)doc
③ 購入予定の非常用電源の仕様が確認できるもの(カタログ、チラシ等の写し)
④ (様式3号)人工呼吸器の使用状況に関する証明書 【PDF版 (303kbyte)pdfWORD版 (27kbyte)doc
※医師に記入を依頼してください
※訪問看護ステーションより「訪問看護の情報提供書」が福岡市に提出されている場合は省略可
 訪問看護の情報提供書についてはこちら↓
 福岡市ホームページ「在宅人工呼吸器使用患者の「訪問看護情報提供書」の提出の協力依頼について」
⑤ 申請者の身分証明書(写真付き1点、写真なし2点)
⑥ 委任状 ※対象者本人(対象者が18歳未満の場合はその保護者)以外が申請を行う場合のみ
※その他、申請者の状況に応じ課税証明書や生活保護受給証明書等の提出を求める場合があります。


 

(3) 請求書類

(2)の申請後、市から助成券を受け取り、用品を購入したら、下記の書類を揃えて助成金の請求を行ってください。

 

① (様式9)福岡市在宅人工呼吸器使用者非常用電源整備事業助成金請求書 【PDF版 (168kbyte)pdfWORD版 (21kbyte)doc
② 福岡市が申請者に交付した助成券
③ 購入した用品の領収書(宛名が申請者になっているもの)


 

(4) 事業者(販売店)による代理請求及び受領について

 申請者の負担軽減を図るため、申請者に代わって販売店からの助成金の請求も受け付けます。この場合、申請者は決定された自己負担額のみを販売店に支払うことで購入することができ、販売店が助成金を直接受領します。
 『代理請求及び受領』を利用しない場合は、申請者が納品時に用品代金の全額を一旦負担することになります。
 『代理請求及び受領』を希望する場合は、見積もりを依頼する販売店に本事業のチラシなどを渡し、対応可能かどうかを事前にご確認ください。
詳しくは、「申請の流れ【代理】(別紙)」 (451kbyte)pdfをご参照ください。

 

 

事業者(販売店)が代理で請求する場合の必要書類

① (様式9)福岡市在宅人工呼吸器使用者非常用電源整備事業助成金請求書 【PDF版 (168kbyte)pdfWORD版 (21kbyte)doc
② 福岡市が申請者に交付した助成券(<対象用具の購入状況>欄が記入されたものを申請者から受け取ってください。)
③ (様式10)委任状 【PDF版 (120kbyte)pdfWORD版 (18kbyte)doc

 

3 申請後の変更等について

申請書を提出後に変更等があった場合は、下記書類をご提出ください。

 

(1) 購入する用品の価格等が変更になった場合

申請時に提出した見積書から、用品や金額が変更となった(見積書通りに購入できなくなった)場合は、改めて購入予定の用品の見積書を取り、変更交付申請書を提出してください。

 

① (様式8)変更交付申請書 【PDF版 (575kbyte)pdfWORD版 (41kbyte)doc
② (様式2)福岡市在宅人工呼吸器使用者非常用電源整備事業用見積書 【PDF版 (325kbyte)pdfWORD版 (23kbyte)doc
③ 購入予定の非常用電源の仕様が確認できるもの(カタログ、チラシ等の写し)
④ 申請者の身分証明書(写真付き1点、写真なし2点)
⑤ 委任状 ※対象者本人(対象者が18歳未満の場合はその保護者)以外が申請を行う場合のみ

 

(2) 申請を取り下げる場合

① (様式7)取下書 【PDF版 (166kbyte)pdfWORD版 (20kbyte)doc
② 市が交付した助成券(既に受け取っている場合)

 

(3) 助成券の有効期限内に用品の購入ができなかった場合

理由書を添付して請求書類一式を提出してください。

 

① (参考様式)理由書 【PDF版 (270kbyte)pdfWORD版 (21kbyte)doc
② 請求書類一式 ※2-(3)参照

 

 

4 Q&A

在宅人工呼吸器使用者非常用電源整備事業に関するQ&A (233kbyte)pdf

 

 

申請・問い合わせ先

保健医療局保健所精神保健・難病対策部精神保健・難病対策課難病疾病対策係
住所  〒810-8620 福岡市中央区天神1丁目8番1号(福岡市役所3階)
電話  092-711-4986   FAX  092-733-5535
Email  seishinhoken-nanbyo.PHB@city.fukuoka.lg.jp