消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、毎週木曜日の朝刊に掲載)
「中古自動車売却の一括査定サイトに登録し、一番早く電話がかかってきた業者に、自宅で査定をしてもらった。他の業者にも査定してもらいたいと言ったが、強引に契約を迫られ、仕方なく提案された価格で売却した。他の業者に査定してもらったら、もっと高額な売却価格を提示されたので解約したい」
自動車を売却する際、売却したい自動車の情報などを専用サイトに登録するだけで、複数の業者に一斉に査定を依頼できる一括査定サイトが普及しています。ただ、査定の判断基準や契約内容が業者ごとに異なるため、トラブルが多くなっています。
トラブルを防ぐためにも、複数の業者に査定してもらい、査定額、契約内容をよく確認し、比較検討することが大切です。特にキャンセル料については、金額はいくらか、いつから発生するのかなどは重要ですので、必ず確認しましょう。業者が自宅を訪問した場合でも、自動車の売却は、クーリング・オフの対象外です。契約成立後は、一方的に解約することはできません。
専門的な情報を持たない消費者に対して、十分に検討する時間を与えず、強引に売却を迫る業者もいます。契約をせかす勧誘には注意しましょう。
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