消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、毎週木曜日の朝刊に掲載)
「毎月のスマホ利用料金を節約しようと思い、利用中のスマホを格安プランに変更したが、後日、店頭でスマホの操作をサポートしてもらおうとしたら手数料が必要になってしまった」
最近では、大手キャリアでもさまざまなプランを提供しており、低価格帯サブブランドの格安プランを利用する人も増えています。これまで高額なスマホ利用料金を支払ってきた消費者にとって、格安プランは魅力的ですが、上位プランでは当たり前に受けられていたサービスが受けられなくなるものもあるので、特に高齢者には注意が必要です。店頭でスマホの操作を無料でサポートしてもらえるサービスは、スマホの使い方に慣れていない人にとっては非常に便利なものですが、格安プランではオンラインでしか受け付けていない場合や、店頭でサポートしてもらえても有料になってしまう場合があります。また、支払い明細書の発行が有料になる場合や、支払い方法や住所などの変更手続きをオンラインでしか受け付けていない場合もあります。
契約前にプランの内容をよく確認し、格安プランへ変更するメリット、デメリットをよく理解した上で、ご自身のニーズに最も適したものを選ぶようにしましょう。
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