暮らしのヒント

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（原則、毎週木曜日の朝刊に掲載）

電動アシスト自転車の購入（令和5年1月26日掲載）

事例

　「インターネット通販で電動アシスト自転車を購入したつもりだったが、実際に届いた商品はペダルをこがなくても電動で自走できるものだった。返品したい」

解説

  電動アシスト自転車（人の力を補うため原動機を用いる自転車）が普及し、インターネット通販での購入も増えていますが、実物を確認せずに購入したため、見た目が似ているものの、電力だけで走行可能な原動機付自転車を間違って購入してしまったというトラブルが発生しています。
  原動機付自転車を公道で運転するためには、ナンバープレートや方向指示器などの取り付けや原付免許の所有など、様々な条件を満たす必要があります。条件を満たさずに公道を運転した場合は、無免許運転などの道路交通法違反や道路運送車両法違反などに問われることになります。
  電動アシスト自転車を購入する際は、型式認定ＴＳマーク（道路交通法などに規定されている基準に適合した電動アシスト自転車として国家公安委員会から認定を受けたものに貼り付けるマーク）を目安にするなど、道路交通法の基準に適合した公道走行が可能な自転車なのかを慎重に確認しましょう。特に、外国製品は説明が分かりにくい場合があるので注意が必要です。

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