暮らしのヒント

消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
（原則、毎週木曜日の朝刊に掲載）

旅行の条件は必ず確認を（令和4年12月1日掲載）

事例

 【事例1】
  「予約していた旅行前日に発熱、新型コロナウイルス感染の疑いがあったため当日キャンセルした。当日キャンセルの場合、理由の如何（いかん）を問わずキャンセル料は旅行代金全額と言われ不満だ」

 【事例2】
  「友人とバス旅行を予約。集合場所に着いたが、新型コロナウイルスワクチン接種証明書を持参していなかった。『この旅行は新型コロナウイルスワクチン3回目接種証明書の提示が条件。旅程表にも書いてある』と言われ、バスに乗せてもらえなかった。納得できない」

解説

　旅行のキャンセルなどの条件は、業者から交付された規約や旅程表に記載されている内容に従うことになります。【事例1】のように新型コロナウイルス感染の疑いがあるとの理由で、特別にキャンセル料が免除になるわけではありません。また【事例2】のように旅行参加の条件についても、新型コロナウイルスワクチン接種証明書や新型コロナウイルス陰性証明書の提示が旅程表などに記載されている場合は、その条件を満たす必要があります。
　トラブルに遭わないためにも、申し込み前に契約条件（解約・変更・払戻条件など）や予約内容（日程・部屋のタイプなど）を十分に確認しましょう。

お問い合わせ先

部署：市民局 生活安全部 消費生活センター
住所：福岡市中央区舞鶴２丁目５の１
電話番号：（相談専用電話）092-781-0999　　（事務室）092-712-2929
ＦＡＸ番号：092-712-2765
E-mail：shohiseikatsu.CAB@city.fukuoka.lg.jp（このメールアドレスからは相談を受け付けておりません）