消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、毎週木曜日の朝刊に掲載)
「先日、眼鏡店で検眼して眼鏡を購入したが、掛けるとめまいがして掛けていられない。クーリング・オフは可能か」
眼鏡は本来、視機能をサポートするためのものですが、事例のように合わない眼鏡で体調不良になったという相談もあります。
また、幼い子どもにとっては、必要な時期に適切な眼鏡を装着して使用しないと、両目を使って物を見る能力が発達しないなどの弊害も懸念されます。
眼鏡を作る際には、
1 眼科医を受診し、眼鏡の使用用途に沿った処方箋をもとに眼鏡を作製してもらいましょう。
特に、見え方がうまく申告できない子どもには受診が必要です。
2 眼鏡が合わない場合は、目の病気の可能性もあります。
眼疾患がないか、処方どおりに眼鏡が作製されているかなど、眼科医に確認してもらいましょう。
3 眼鏡店に出向いて購入した場合、クーリング・オフの適用はありません。
価格や利便性だけでなく、アフターケアなどのサービス内容に納得できる眼鏡店を選びましょう。
なお、令和3年8月に技能検定の職種に「眼鏡作製職種」が新設され、今月16日に初めての眼鏡作製技能士が誕生しました。
今後は、この資格者が在籍する店を選ぶことも一つの方法となります。
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