消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、毎週木曜日の朝刊に掲載)
「オンライン旅行予約サイトで、先着順の割引クーポンを利用したいと焦って予約したが、日程を間違えてしまった。旅行日直前に気づいてキャンセルしたが、クーポン利用前の金額を基に高額なキャンセル料が算出され、不満」
旅行予約サイトでは割引クーポンを利用し、通常よりお得に宿泊できるキャンペーンが開催されることがあります。インターネットでの宿泊予約は規約をしっかり確認して申し込む必要がありますが、先着順のクーポンなどの場合、焦って申し込みをし、間違えて予約をしてしまったということが起こりがちです。ついうっかりの間違いでも、予約を取り消す際は所定のキャンセル料がかかります。割引された宿泊料ではなく、本来の宿泊料を基にキャンセル料が算出される場合、事例のように直前でキャンセルすると、キャンセル料が割引された宿泊料を超え、さらに追加の支払いを請求されることもあります。
クーポンやキャンセルの取り扱いは、旅行予約サイトや宿泊プランなどによって異なります。予約を確定する前に、予約内容やクーポンの適用可否、キャンセル料の算出方法などを確認し、予約後に送られてくる確認メールでの再確認も忘れないようにしましょう。
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