暮らしのヒント

消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
（原則、毎週木曜日の朝刊に掲載）

転居前の大型ごみに注意（令和4年3月10日掲載）

解説

　大型の家電製品や家具など、通常のごみ出し日に出すことができないものの中には、収集や回収に時間を要するものがあります。とくに、「転居日までに処分したい」などの希望がある場合は、日程に余裕をもって早めに手続きを行ってください。
　テレビ、エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機は、家電リサイクル法によりリサイクルが義務付けられており、ごみとして捨てることができません。買い替えの場合は新しい製品を購入する小売店に引き取りを依頼しますが、処分のみの場合は、製品を購入した小売店または回収協力店に依頼するか、自分で指定引取場所に持ち込む必要があります。
　パソコンやパソコンディスプレーも同様に、法律でリサイクルが義務付けられています。メーカーや電器店などによる回収を利用し、適正に処分してください。
　ベッドなどの家具は「粗大ごみ」などとして出せますが、転入・転出のシーズンは混み合うため収集までに時間がかかる場合があります。早めに申し込みを済ませましょう。
　また、状態の良いものは人に譲るなど、ごみとして捨てない方法もあります。何をどのように手放すのか、手順をよく確認して、計画的に処分してください。

  (この記事についてのお問い合わせは、福岡市環境局家庭ごみ減量推進課  電話番号：092-711-4039）

お問い合わせ先

部署：市民局 生活安全部 消費生活センター
住所：福岡市中央区舞鶴２丁目５の１
電話番号：（相談専用電話）092-781-0999　　（事務室）092-712-2929
ＦＡＸ番号：092-712-2765
E-mail：shohiseikatsu.CAB@city.fukuoka.lg.jp（このメールアドレスからは相談を受け付けておりません）