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更新日: 2021年10月28日

暮らしのヒント

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賞味期限と消費期限の違い(令和3年10月28日掲載)

事例

 「購入したことを忘れていた魚の缶詰が出てきた。賞味期限が2カ月前になっているが、食べても大丈夫か」


解説

   消費期限や賞味期限の表示は、食品表示法に基づく「食品表示基準」によって、細かく定められています。消費期限とは、品質が急速に劣化しやすい食品(弁当、そうざい、調理パン、生菓子類、食肉、生めん類など)の「安全に食べられる期限」を示す「年月日」のことです。この期限を過ぎたものは食べない方がよいでしょう。一方、賞味期限とは、品質の劣化が比較的穏やかな食品(スナック菓子、即席めん類、缶詰、牛乳、乳製品など)の「おいしく食べられる期限」を示す「年月日」のことで、賞味期間が製造日から3カ月を超える場合は「年月」で表示されることもあります。この期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではないので、すぐに廃棄せず、食べられるかどうかを自分で判断することも大切です。
  ただし、どちらの期限も容器包装を開封する前の状態で表示通りに保存した場合の期限を示すものです。一度開封した食品は期限にかかわらず早めに食べましょう。食品ロスの約半分は家庭から発生しています。食品の期限表示を正しく理解し、食品を無駄なく使い切りましょう。




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