消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、毎週木曜日の朝刊に掲載)
「ガソリンスタンドで給油中に、従業員からタイヤの空気圧を点検してもらうと1センチ程の傷が見つかり、すぐに交換しないと危ないと交換を勧められた。家族に相談して決めたかったが、断わり切れずに交換した。本当にすぐタイヤ交換が必要だったのか疑問」
タイヤの交換時期の目安は、溝の深さが1.6ミリ以下になり、スリップサイン(摩耗を確認できる箇所)が現れた場合やタイヤの中にある骨格部分に達している傷・ひび割れなどが見えている場合、製造から10年以上経過した場合などです。
実際に交換が必要かどうかは、日頃定期点検や車検などで車両状態を知っているディーラーや整備会社の意見を聞くことも一つの方法です。また、タイヤはゴム製品ですので使用しなくても製造から長期間経過すると経年劣化を起こします。タイヤ側面のアルファベットに続く4桁の数字で製造年週を確認できます。交換する場合は、複数の事業者に必要性と価格を確認し、比較検討したうえで依頼しましょう。
タイヤのほかブレーキパッドや各種オイルの交換に関するトラブルも起きています。日頃から点検を実施するなど、愛車の状態を把握し快適なドライブを楽しんでください。
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