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更新日: 2022年8月15日

暮らしのヒント

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(原則,毎週木曜日の朝刊に掲載)


偽の警告画面 慌てずに(令和3年3月26日掲載)

事例

「パソコンでインターネットを利用していたら突然警告音が鳴り、ウイルスの感染を知らせる警告画面が出た。慌てて表示された連絡先に電話すると、遠隔操作サポートの契約を勧められ、コンビニでプリペイド型電子マネーを3万円購入し、その番号を連絡するよう指示された」


解説

 事例は、ネット利用中に唐突に偽のセキュリティー警告画面が表示されることで、ウイルスに感染したと誤解させてお金をだまし取る手口です。実際はウイルスに感染しているわけではなく、多くの場合は画面を閉じれば解消されます。それでも警告音や偽の警告画面が消えない場合は、パソコンの再起動を試し、独立行政法人「情報処理推進機構(IPA)」がホームページで案内している対処法も参考にしてください。連絡して指示された遠隔操作ソフトをインストールすると、サポート料と称した高額な請求を受けるだけでなく、パソコン内のデータが盗まれたり、設定を変えられたりするなどの被害の恐れがあります。
 警告画面が出ても、絶対に電話をかけないでください。また、電子マネーは番号だけで利用できるため、相手に番号を伝えてはいけません。怪しいと思ったら、お住まいの地域の消費生活センターに相談しましょう。




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