消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、第2・第4木曜日の朝刊に掲載)
使用しているモバイルバッテリーと同じメーカーの商品が、火災の原因だったことを知った。どのような点に気を付けて使えばよいか。
スマートフォンやタブレットなど電子機器の予備電源として、小型で持ち運びが容易なモバイルバッテリーが急速に普及しています。モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が搭載されており、多くのエネルギーを蓄えることができる一方で、外部からの衝撃や過充電など、取り扱いを誤ると発熱し、事故につながる恐れがあります。使用中は大きな衝撃を与えたり、炎天下など高温になる場所に放置したりしないでください。使用中に本体が「膨らんでいる」「異常に熱くなっている」など、普段と違う状態に気付いた場合は、直ちに使用を中止してください。購入の際は、国の安全規格を満たした電気製品に表示される「PSEマーク」が付いているものを必ず選び、リコールの対象商品ではないことも確認しましょう。処分の際は、お住まいの自治体の廃棄方法に従ってください。
また、旅客機内へのモバイルバッテリーの持ち込みについて、「座席上部の収納棚には入れない」という新たなルールが始まっています。搭乗前に利用する航空会社の機内持ち込み規則を確認しましょう。
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