消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、第2・第4木曜日の朝刊に掲載)
【事例1】
フリーマーケットサイトで購入した浄水器のカートリッジを使用したところ、味がひどく、偽物ではないかと思う。取引評価済みだが返品返金は可能か。
【事例2】
不要になった服をフリマサイトで販売し、発送した。購入者から身に覚えのない傷を指摘され、対応に困っている。
【事例3】
注文を受けてから外部の仕入れ先に商品を発注し、その仕入れ先から購入者に直接商品を発送してもらったところ、フリマサイト運営事業者から「無在庫販売」に該当するとして、規約違反により取引がキャンセルされた。
近年、利用者が増えているフリマサイトは、主に個人間取引となります。トラブルが発生した際には、基本的に自己責任となり、当事者同士での解決が求められます。取引評価前であれば、サイト運営事業者に相談しながら交渉を続ける方法もありますが、取引終了後の交渉は難しいです。取引評価を行う前に、商品に問題がないかよく確認するようにしましょう。また、事例3のように、利用規約上の禁止行為が発覚した場合には、アカウントが停止されることもあります。フリマサイトを利用する際は、禁止出品物や禁止行為などの取引ルールを利用規約で事前に確認しましょう。
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