暮らしのヒント
消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
（原則、第２・第４木曜日の朝刊に掲載）
意図しないサブスク契約（令和7年6月26日掲載）
事例
【事例1】
自動車税の支払い方法をインターネットで調べていたところ、画面に出てきた別のサイトに間違えて入り、クレジットカード情報を入力した。海外のサブスク契約を申し込んだようで、後日８千円の請求があった。解約したい。
【事例2】
知人からスマートフォンに送られてきたデータを開く際、画面の端に出ていた「ダウンロード」と書かれたボタンを押したところ、海外のサブスク契約を申し込んだことになっており、スマホにひもづけていたクレジットカードに７千円の請求があった。
解説
定額料金を定期的に支払って商品やサービスを利用する契約をサブスク（サブスクリプションの略）と言います。事例のように、海外サイトの分かりづらい広告画面が原因で、意図しないサブスク契約をしてしまうというトラブルが発生しています。本来はクレジットカードなどの支払い方法を入力しなければ勝手に決済されることはありませんが、事例２のようにスマホにクレジットカードを決済方法として登録していると、簡単な操作で決済が完結することもあります。
不審な請求があった場合は各サイトに解約の申し出をし、クレジットカード会社にも早めに相談するようにしましょう。
お問い合わせ先
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