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更新日:2025年3月3日

暮らしのヒント

消費生活センターでは、悪質商法に限らず、暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則、第2・第4木曜日の朝刊に掲載)

 

分電盤交換の勧誘に注意(令和7年2月13日掲載)

事例

 「数日前、『家庭内分電盤の点検をする』と電話があり了承した。事業者が来訪し、点検後に『寿命なので交換した方がいい』と工賃15万円の分電盤交換を勧められて契約に同意したが、その後、交換する必要があるのか疑問に思い始めた。キャンセルしたい」

 

解説

 電話や突然の訪問で分電盤の無料点検を持ちかけ、点検後に高額な契約をさせようとする手口が増えています。
 分電盤などの電気設備は、電力会社が4年に1回以上、点検することが法律で義務付けられています。分電盤は経年劣化で故障する可能性があり、火事などの大きな事故につながる恐れもあるため、法定点検はきちんと受けましょう。点検の際は、事前に調査日時と訪問調査員の氏名などが記載された「お知らせ」が届き、調査員は必ず身分証を携行しています。点検の訪問があった場合は事業者名を必ず確認し、身分証を見せてもらいましょう。点検後に「分電盤やブレーカーの交換が必要」と言われても、その場ですぐに契約せずに、複数の事業者に見積もりを依頼して、工事内容や代金を比較検討して契約しましょう。
 突然の訪問を受けて契約した場合には、クーリングオフが可能です。困った時は、消費生活センターにご相談ください。

 

 

お問い合わせ先

部署:市民局 生活安全部 消費生活センター
住所:福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号
電話番号:(相談専用電話)092-781-0999  (事務室)092-712-2929
FAX番号:092-712-2765
E-mail:shohiseikatsu.CAB@city.fukuoka.lg.jp(このメールアドレスからは相談を受け付けておりません)