校区内に土砂災害警戒区域を持つ野芥校区では、「防災と地域での男女共同参画」をテーマにワークショップを行い,「大地震が発生し、避難所を運営することになった」場合を想定して、起こりうる様々な課題について、どのように対応するかグループに分かれて話し合いました。
「食糧の配布」というテーマひとつをとっても、誰を優先するか、アレルギーの有無にどう対応するか等、着眼点やアイデアは人により異なるものです。ひとりでは対応できない複雑な状況でも、多様な人々が集まれば、より良い意思決定が可能となります。災害時の複雑な状況に対応するには、日頃からさまざまな人々が地域の意思決定に参画する男女共同参画の土壌をつくっておく必要があるということを身をもって体感した90分でした。 この研修で感じたことをぜひ今後の地域づくりに生かしていただければと思います。
早良区では 、地域の皆さんが「男女共同参画」について考え、意見を交換する機会を提供するこのような取り組み(ワークショップ)を各校区ですすめていきたいと考えています。
課題に取り掛かる前にグループで力試し。仲間とアイデアを出し合うことの大切さを感じます。
次々に与えられる発生課題にどう対処するか、グループで話し合います。
発生課題が複雑になっていくにつれ、意見交換にも力が入ります。
参加された皆さん、お疲れさまでした!