(よかとこ情報探検隊のもりさんによる取材記事 取材日:令和6年9月15日)
15日に千灯明が行われた賀茂神社では、夕闇が迫るころから家族連れなど多くの参拝者が訪れました。
菜種油を入れた小皿に灯をともすと境内は幻想的な光に包まれました。
古来、人々が食料としてきた鳥獣魚等を供養するため、流木などを魚や鳥に見立て、川に流し放生する流灌頂(ながれかんじょう)が筥崎宮の放生屋の由来とされています。
賀茂神社でもこれに倣って放生会を行うようになり、享保の大飢饉以降は、この折の餓死者も併せて合祀供養するようになったと伝えられています。
※「よかとこ情報探検隊」は、ボランティア隊員が地域の名所・旧跡やイベントなどの取材活動を行っています。