(よかとこ情報探検隊のやっちゃんによる取材記事 取材日:令和6年10月20日)
5月20日の取材報告で詳細が不明ですと報告していた西新元寇防塁に隣接する元寇神社は、1919年(第一次世界大戦終了の翌年)に建立されました。
    元寇の功労者及び戦没者、受難者の御霊を祀ると共に、遠く異郷の地に戦死した元軍兵士の御霊をも恩讐をこえて合祀してあり、高取の紅葉八幡宮にて管理されています。
    毎年10月20日(第一回目の侵攻で元軍が博多から上陸し、撤退したとされる旧暦の日)に神社関係者や近隣住民によって「元寇祭」が毎年執り行われてきました。そして、今年は元寇750年を記念して「元寇750年慰霊祭之碑」が建立され、在モンゴル国名誉領事やモンゴルから来日した僧侶も参加し、序幕式が執り行われました。 
 
   元寇神社(西新元寇防塁敷地内)
 
    
   宮司による祈祷 
      元寇750年慰霊祭之碑の序幕
 
  元寇750年慰霊祭之碑
 
    
   中央:紅葉八幡宮 宮司  左:南蔵院 住職  右:雷山千如寺大悲王院 住職 
      午後からは、場所を紅葉八幡宮に移して日本・モンゴル合同で弔う合同慰霊祭が行われ、その後「平和への祈り」が行われました。
 
   中央:ガンダン寺 大住職
 
   平和へ祈り
 
   日本側では、筑紫舞や柳生新陰流柳心会演武などが行われました。
 
   モンゴル側では、馬頭琴の演奏や長唄が行われました。
      紅葉八幡宮ホームページ≫https://momijihachimangu.or.jp/
「よかとこ情報探検隊」は、ボランティア隊員が地域の名所・旧跡やイベントなどの取材活動を行っています。