曲渕ダム貯水池 近代水道百選に選定

福岡市早良区曲渕


 福岡市で最も古いダム貯水池で、大正12(1923)年に完成。この水を引いてた中央区平尾に「浄水町」としてその名前が残っています。また、歴史・技術・景観の価値が評価され、昭和60年には「近代水道百選」に選定されました。
 湖底の場所には大山祇神社がありましたが、ダム建設に伴い湖底に水没してしまうため、すぐそばの小高い山の上にある曲渕城址に移築されました。
 貯水池に沿って半周ほど旧道があり、曲渕トンネルができるまではこれが佐賀方面との主要路でした。旧道脇に2ケ所の展望コーナーが設置されています。ダムの下には曲渕ダムパークがあり、桜・紅葉の季節には賑わいます。鯉、鱒、ブラックバスの他、ワカサギも棲息しています。流れ込む川側ではオイカワ、アブラハヤが見られます。


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画像:曲渕ダム貯水池(1)




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