国境石

福岡市早良区 三瀬峠


 国道263号を南へ。三瀬トンネルの手前を右に登っていくと三瀬峠。峠を上りきる直前の右手の小高い草むらに、高さ約2.5メートルの石碑が二つ並んでいます。
 「従是北筑前国」「怡土郡飯場村」「従是南肥前国」「神崎郡三瀬山村」などの文字が刻まれており、江戸時代の文化15年(西暦1818年)に建てられたものです。この碑を境に北は福岡藩、南は鍋島藩でした。この境界はそのまま現在の福岡と佐賀の県境になっています。
 また、国道をはさんで反対側には難聴を治すという言い伝えのある馬頭観音がまつられています。



画像:国境石(1)



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