伊佐家住宅(国登録文化財)

福岡市早良区高取1丁目1-20


 伊佐家は、明治14(1881)年に伊佐油屋本家から分家し、屋号を油屋と称して戦前まで米穀と肥料を、その後は建材の販売や煉瓦製造、ラムネの製造販売など様々な家業を営んできました。国登録文化財の建物は主屋と土蔵の2棟。主屋は木造2階建、瓦葺で、店舗部と座敷部により構成されています。店舗部分は江戸時代末頃の建築と推定されます。座敷部は明治23(1890)年に増築されたことが、当家に伝わる資料から分かります。通りに面した外観は、漆喰塗りや下見板張りに出格子を設けた伝統的な姿を今に伝えています。尚、住宅内部は一般公開されていません。
(写真提供/福岡市文化財活用部、解説文は市「福岡市の文化財」Webより抜粋)




画像:伊佐家住宅(1)

画像:伊佐家住宅(2)

画像:伊佐家住宅(3)

画像:伊佐家住宅(4)



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