有田宝満神社

福岡市早良区有田2丁目20


有田宝満神社は小田部村の枝村であったこの有田村に、小田部村の小田部寶満宮(ほうまんぐう)を分社して勧請された神社です。
江戸時代の享保年間に、凶作と悪疫流行がこの村を襲いました。
庄屋の松尾孫三良は弱り果てた村人を思い、打ち首を覚悟で福岡藩に嘆願した結果、減租が実現しました。
孫三良が嘆願する留守の間、村人たちは夜を徹して、彼の無事を祈ったそうです。その孫三良の志を忘れないようにと、9月28日を祭り日と決め、以来「有田のお日待ち」として、当時の村人たちの庄屋への心情を偲んで一夜を明かすようになりました。
この祭事は現在に至るまで250年間も続いています。
(文参考:松尾庄屋之碑 案内板)



画像:有田宝満神社(1)


画像:有田宝満神社(2)


画像:有田宝満神社(3)

画像:有田宝満神社(4)



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