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福岡市早良区脇山
西鉄・谷バス停で降り、荒平山側の集落を上った少し小高い丘に日吉神社はあります。社の拝殿内には上下二段の額に、それぞれ「千句集 奉納発句五拾五章」とあり、地元の人々が読んだ千句の中から二人の選者が五十五句ずつ選んだそうです。 この額の奉納時期は元治元年(西暦1864年)の秋、明治前のことです。この奉納句を調査をされた高田茂廣氏がこの千句集の句題で好まれた「雨」という中から二句をご紹介します。
「傘さして菊壱輪を大事かる」
「田中村鶏頭に降る初時雨」