三社宮と円珠院

福岡市早良区大字西


 ここを訪れた人が最初に目を奪われるのは、楠木の巨木でしょう。入口の立派な鳥居も小さく見えてしまいます。
 三社宮は平安時代に日本各地に広まった熊野信仰の和歌山・熊野神社を御本山としています。円珠院は天台宗の寺院で、御本尊は不動明王、縁あって江戸時代にこの三社宮の敷地に祭られるようになり、神仏混交で現在に至っています。 境内には永い歳月を経たと思われる石仏も点在しており、この地の歴史の厚みを感じさせてくれます。そして今も尚、人々の厚い信仰と交流の大切な場として守られ続けています。


画像:三社宮と円珠院(1)


画像:三社宮と円珠院(2)


画像:三社宮と円珠院(3)


画像:三社宮と円珠院(4)


詳細地図