早良区では、地域や行政に関するさまざまな課題について、地域の皆さんと意見交換を行う「こんにちは区長です」を実施しています。
1月19日(水曜日)、内野・曲渕校区の皆さんと懇談し、校区の現状と課題についてお話しいただきました。
内野・曲渕校区では、特に山間部に新しく家を建てることができない地域もあり、若者が校区外に出ていくことが多く、人口減少や高齢化問題、農業・林業の後継者不足の問題を抱えています。また、それに伴い空き家も増えており、防犯面や環境・衛生面などの管理にも苦労していることを伺いました。
そんな中でも校区外からの転入が多い早良ニュータウン自治会では、夏祭りや運動会、餅つき大会など子ども中心のイベントを行い、子どもたちが「ふるさと」を自慢できるようなまちづくりを進めているそうです。
また、自然豊かで水がきれいな同校区に移住したいという声もあり、そういった人たちに空き家を紹介するといった事業も行っていることも伺いました。
そのほか、交通機関の利便性向上についてや、校区の役員など次の世代の担い手不足、森林基幹道周辺への不法投棄などについても意見交換をしました。
地域の5年後、10年後のことを考え、問題意識を持ち、さまざま取り組みを続けている皆さまの想いが伝わる有意義な懇談となりました。
今後の区政の参考にさせていただき、皆さまとともに住みよいまちづくりに努めてまいります。
平川会長代理(写真左)のあいさつ
懇談会場の内野公民館
公民館から望む油山・荒平山
開催日:令和4年1月19日(水曜日)
開催場所:内野公民館
出席者:校区自治連合会役員 4人 公民館 1人 区役所職員 7人