平成元年に財団法人 亀陽文庫により開設されました。筑前亀井学を確立し、福岡藩西学問所の甘棠館(かんとうかん)を創設した亀井南冥(なんめい)とその一族(通称「亀井の五亀」)や門人の広瀬淡窓をはじめ、江戸時代中・後期の文人たちの著作や書簡、絵画などを展示しています。
江戸時代、筑前五ヶ浦廻船(能古島・今津・浜崎・宮浦・唐泊と、大阪や江戸を結び、年貢米や他藩の米、材木などの物資を運ぶ船)が全国で活躍しており、博物館には、これらの廻船の模型のほか、古地図など能古島の歴史・民俗資料を展示しています。また、別棟の現代郷土美術館には、能古出身の画家多々羅義雄の絵画などもあります。
【開館】
金曜日・土曜日・日曜日と祝日
10時00分~17時00分(入館16時30分まで)
TEL:092-883-2887
入館有料(高校生以下無料)
能古博物館ホームページ