丸隈山古墳 <国指定史跡>
5世紀前半の前方後円墳で、墳長85m、市内最大規模の大きさです。後円部上部にある玄室は初期の横穴式石室で、平たい玄武岩が小口積みにされ、石棺は二つに仕切られて二体が埋葬されていました。現在、その石棺は入口から見られるようになっています。寛永6年(1629年)に発見され、多くの副葬品や埴輪などが出土。貝原益軒の「筑前国続風土記」には、発掘時の様子が書かれています。
また、石室の前は広場になっており、毎年8月には、この場所で宇田川原(うたがわら)豊年獅子舞(市指定無形民俗文化財) が奉納されます。
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