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九大伊都キャンパス内元岡・桑原遺跡群と庚寅銘大刀(こういんめいたち)
ー国指定重要文化財ー

写真:九大伊都キャンパス内元岡・桑原遺跡群と庚寅銘大刀

  元岡・桑原遺跡群からは前方後円墳6基、群集墳(円墳)50基以上、縄文・弥生・古墳・古代・中世等各時期の集落遺跡や山城、50基を超える日本最大級の製鉄炉跡、日本最古の元号「大宝元年」が記載された木簡が発見されています。
  元岡古墳群から発見された金象嵌有銘鉄刀「庚寅銘大刀(こういんめいたち)」は令和元年7月、元岡古墳内出土品(287点)と合わせて国の重要文化財に指定されました。
  庚寅銘大刀(こういんめいたち)は1400年前の鉄製の刀で、刻み込んだ部分に金をはめ込む「金象嵌(きんぞうがん)」という手法で19文字が記されています。この文字から、西暦570年1月6日にこの大刀が作られたことが分かります。
 なお、このレプリカを九州大学伊都キャンパスのイースト1号館9階の石ケ原古墳跡展望室(火・木曜のみ公開)で見ることができます。 
※九大伊都キャンパスはコロナの影響で一般の方の立ち入りが制限されていることがありますので、事前にご確認ください。(九大ビッグオレンジ:092-802-2300)
  


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