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更新日:2025年3月18日

福岡市の水道水における有機フッ素化合物(PFAS)について

一部の報道にありました、有機フッ素化合物(PFAS)であるPFOS及びPFOAについては、水質管理目標設定項目として定められており、福岡市水道局では、浄水場の原水(浄水処理する前の水)及び給水栓水(じゃ口の水)において定期的に水質検査を実施しております。いずれにおいても検出されたことはなく、問題はございません。今後も継続してPFOS及びPFOAの検査を行い、水質管理を徹底してまいります。

PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)・PFOA(ペルフルオロオクタン酸)

水や油をはじく、熱や薬品に強いなどの性質があるため、撥水剤、泡消火剤及びコーティング剤などに用いられてきましたが、環境中で分解されにくく、蓄積性を有することから、現在、国内外において製造・使用などが規制されています。

 

令和2年4月に厚生労働省において、水道水の水質管理目標設定項目※1として、暫定目標値(※注2)(PFOSとPFOAの和として50ng/L)以下)が定められました。

 

  • ※注1 水質管理目標設定項目は「将来にわたり水道水の安全性の確保などに万全を期する見地から、水道水質管理上留意すべきものとして定められた項目」です。
  • ※注2 暫定目標値は「ヒトが一生涯毎日2Lの水を摂取し続けても、健康に悪影響がないとされる濃度」として算定されています。
  • ※注3 ng/Lとは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。

 

 【参考リンク】環境省ホームページ「有機フッ素化合物(PFAS)について」

福岡市における水道水質検査結果

検査場所

  • 浄水場原水(5地点)
     乙金浄水場、高宮浄水場、多々良浄水場、夫婦石浄水場、瑞梅寺浄水場
  • 給水栓水(8地点)
     東区志賀島、東区名島、博多区大井、中央区薬院、南区柏原、城南区片江、早良区内野、西区西浦

検査頻度

 4回/年

検査結果

 いずれも検出せず(※注4)
 ※注4 検出せずとは、定量下限値(5ng/L)を下回ることを表します。