現在位置:福岡市ホームの中の市政全般の中の水道・下水道・河川の中の水道局ホームの中の水源・水質情報の中の水質に関する情報から水のにおいの話
更新日: 2018年2月15日

水のにおいの話

  水道水の水源となるダムでは、かび臭や生臭いにおいが発生し問題となることがあります。これは、ダムに繁殖した藻類が、かび臭などのにおいの元となる物質を発生するためで、水温の高い時期に起こります。
水道局では、定期的に藻類の繁殖状況を調査したり、かび臭の濃度を測定しています。そして、必要に応じて、粉末活性炭(注)を注入して臭気物質を取り除き、安全でおいしい水づくりに努めています。


(注)粉末活性炭は、においや有機物を吸着して取り除くため、取水場や浄水場入口で注入します。
また、注入した粉末活性炭はろ過池で全て取り除かれるため、水道水に混入することはありません。


かび臭や生臭さの原因となる藻類の例(顕微鏡写真)


アナベナの画像

アナベナ (Anabaena)


フォルミジウムの画像

フォルミジウム(Phormidium)


ケラチウムの画像

ケラチウム(Ceratium)


 また、藻類の繁殖を抑えるため空気揚水筒をダムに設置しています。


空気揚水筒のはたらきのイメージ画像

設置作業中の空気揚水筒の画像

設置作業中の空気揚水筒


空気揚水筒の気泡弾の画像

空気揚水筒の気泡弾


《空気揚水筒のはたらき》

  1. コンプレッサー室から空気揚水筒に空気が送り込まれ、気泡弾となり、ダムの水にゆっくりと大きな対流をおこします。
  2. 表層の藻類は、光の届かない底層に運ばれて繁殖が抑えられます。
  3. 対流により隅々まで酸素が届き、栄養塩(注)の溶出が抑えられます。

(注)栄養塩とは、窒素やリンなど藻類が繁殖するために不可欠な塩類で、水中の酸素が少なくなると、ダムの底から栄養塩が溶出しやすくなります。