家庭での水の使い方は、風呂・シャワーの割合が多く、次いで炊事、洗濯、トイレとなっているようです。
家庭でできる上手な節水方法を紹介します。
風呂をわかすときは適温適量で、間をあけずに家族全員が入る効率のよい入浴を心がけましょう。シャワーを使用するときは,こまめにじゃ口の開け閉めをしましょう。また、入浴後の残り湯を洗濯、ふき掃除、散水などに利用すると約90リットルの節水になります。普段は大変ですが、渇水時には水洗トイレの流し水にも利用できます。
トイレの洗浄は使用後の1回にし,大小レバーの使いわけをしましょう。
食器洗いで、油よごれのひどいものなどは、あらかじめ紙や布でふき取り、他のものと一緒にため洗いをしましょう。また、じゃ口のこまめな開け閉めを心がけましょう。
歯磨きでは、はじめから終りまで水を出しっ放しにせず、こまめな開け閉めを心がけましょう。じゃ口をこまめに開け閉めし、1分間、普段より水を出さなくすると1回約12リットルの節水になります。
洗車はバケツに汲んで行うと、流し洗いより約210リットルの節水になります。また、風呂の残り湯なども大いに利用しましょう。
洗濯は、まとめ洗いをし、ためすすぎをすると節水になります。また、洗濯時に風呂の残り湯を使用すると、より節水になります。
雨水を植栽への散水として利用すると節水になります。屋根に降った雨水を集め、一時的にためておく「雨水貯留タンク」の購入費の一部を助成する制度があります。詳しくは、「雨水流出抑制施設助成制度(雨水貯留タンク等)」をご覧ください。
※紹介している節水量については,ご使用の機器により異なります。