●福岡市では、市民の皆さまと協働した安全・安心のまちづくりを行うため、雨水貯留タンク・雨水浸透ます等の設置費用を助成する制度を設けています。
●雨水貯留タンク・雨水浸透ます等の設置により、各建築物の敷地内に降った雨水を一時的に貯めたり、地下に浸透させることで、雨水が一気に川や水路に流れ出ることを抑制し、浸水被害を軽減することができます。
タンク合計容量 | 助成上限額 |
---|---|
100~500リットル未満 | 15,000円 |
500リットル以上 | 30,000円 |
※下水道使用料又は受益者負担金を滞納されている方は、助成を受けることができませんのでご注意願います。
雨水貯留タンク設置の事例(容量 100リットル以上)
●雨水貯留タンクの場合
雨水貯留タンク(200リットル、購入代金40,000円)を設置する場合
【助成額の算定】
(購入代金の1/2)=40,000円 ÷ 2 = 20,000円 ですが、
100~500リットル未満の助成上限額15,000円を超えるため、助成額は15,000円となります。
※購入代金は一例です。なお、購入代金は、本体価格+接続するために必要なパイプ等の価格の合計(消費税込み)とします。
既存建築物 | 新築・増築 | |
---|---|---|
雨水浸透桝 | 20,000円/基 | 10,000円/基 |
雨水浸透管 | 7,000円/m | 4,000円/m |
1家屋 | 10万円まで | 5万円まで |
※下水道使用料又は受益者負担金を滞納されている方は、助成を受けることができませんのでご注意願います。
雨水浸透桝設置の事例
●雨水浸透ます及び雨水浸透管の場合
雨水浸透管(雨水浸透ます 4基、雨水浸透管 10m、総工事費※ 150,000円)を設置する例
総工事費内訳(一例)
雨水浸透ます 4基 × 20,000円 = 80,000円
雨水浸透管 10m × 7,000円 = 70,000円
計 = 150,000円
既存建築物の場合【助成額の算定】
総工事費150,000円全額が対象ですが、1敷地の上限額を超えるため助成額は100,000円となります。
雨水浸透ます 4基 × 20,000円 + 雨水浸透管 10m × 7,000円 = 150,000円
150,000円は上限を超えるため、1敷地助成金額上限の100,000円
新築または増築建築物の場合【助成額の算定】
総工事費150,000円の半額が対象ですが、1敷地の上限額を超えるため助成額は50,000円となります。
雨水浸透ます 4基 × 20,000円 ÷ 2 + 雨水浸透管 10m × 7,000円 ÷ 2 = 75,000円
75,000円は上限を超えるため、1敷地助成金額上限の50,000
★ 参考 ★
家屋等を新築する際は、敷地に降った雨を排水するために雨水桝や管を設置する必要があります。
雨水桝や管を選定する際、一般的に浸透機能のないもの(標準品)に対し、浸透機能のあるもの(浸透施設)は価格が高くなりますが、本助成制度を活用することにより、浸透施設の費用負担を軽減し、標準品を選定する場合と同等程度の費用で浸透施設を設置することができます。
※総工事費は一例です。
助成金額の計算対象となる『総工事費』とは、雨水浸透ます及び雨水浸透管の『材料価格』と『設置費用』となります。
なお、工事費は消費税込みとして算定しています。
下記に手続きの流れを示しておりますが、申請者からの書類の提出が少なくとも2回ございます。
※オンラインによる申請も可能です,詳しくは下記によりご確認ください。
助成金を受けるまでの手続き(雨水貯留タンク)(PDF:238KB)
助成金を受けるまでの手続き(雨水浸透施設)(PDF:247KB)
※1:雨水貯留タンク・雨水浸透ます等の購入・設置の前に申請が必要です。購入・設置後の申請は助成の対象外となり、受付できませんのでご注意ください!
※2:申請書をご希望の方は下記、電話番号もしくはメールにてご連絡ください。ご連絡いただいた方に郵送もしくはメールにて申請書を送付します。
※3:雨水流出抑制施設の助成は、当該予算の範囲内で先着順に申請書を受理していきます。
毎年度、申請期間は4月1日から12月15日までです。
詳しい雨水流出抑制施設設置助成制度の内容については、下記のリーフレット等をダウンロードされてご覧になられるか、下記連絡先までお問い合わせ下さい。
窓口受付時間 : 9時30分~11時30分 13時00分~16時00分