結核は、結核菌によって主に肺に炎症を起こす感染症です。
「昔の病気」というイメージを持たれることがありますが、現在でも年間に国内で10,051人、福岡市では176人(2024年)が新たに結核と診断されています。
結核は早期発見・早期治療が大切な病気です。このページでは、結核の主な症状や治療方法などについて分かりやすくご紹介します。
結核の症状は、咳、たん、発熱、全身のだるさ、食欲不振、体重減少などです。
「咳が2週間以上続く」「たんが出る」「からだがだるい」「急に体重が減る」など気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。
早期発見、早期治療は、本人の重症化を防ぐだけでなく、大切な家族や友人、職場などへの感染を防ぐためにも重要です。
結核と診断されると、医療機関から保健所へ届出が行われます。その後、お住まいの地域の担当保健師から、患者さんへ病状や周囲の方との接触状況の聞き取りを行います。必要に応じて家族など接触のあった方に対する健康診断(血液検査や胸部レントゲン検査など)を実施します。
また、結核の感染拡大を防ぐため、感染症法に基づき、必要に応じて入院勧告や就業制限を行うことがあります。
結核は、抗結核薬(結核菌を殺す働きのある薬)を飲むことで治すことができます。
結核菌は非常にしぶといため、通常は3~4種類の抗結核薬を6~9か月程度、毎日飲む必要があります。
また、結核菌に感染していても発病していない場合には、発病を防ぐために薬を飲むことがあります(潜在性結核感染症)。
治療終了まで確実に薬を飲むことができるよう、担当保健師が定期的に訪問や電話を行い、服薬状況や体調などを確認します。
結核治療にかかる医療費について、医療費の一部または全額を公費で負担する制度があります。公費負担の対象は、厚生労働省が定めた「結核医療の基準」に基づいた医療です。また、治療形態(入院または通院)や所得額等によって自己負担額が異なります。
結核は、発見が遅れると症状が重くなるだけでなく、周りの人にうつしてしまう可能性があります。
早く見つけるために、年に1回は健康診断(胸部エックス線検査)を受けましょう。
厚生労働省の基準に基づき、集団感染事例を公表しています。
公表事例は、下記のサイトをご覧ください。
結核集団感染事例について(福岡市ホームページ)
本手引きは、院内及び施設内における結核感染対策を目的に、厚生労働科学研究「結核の革新的な診断・治療及び対策の強化に関する研究」により策定されたものです。
従来の「結核院内(施設内)感染予防の手引き」(平成11年10月厚生省新興再興感染症研究事業)に代わるものとしてご活用ください。
部署:保健医療局保健所感染症対策課結核対策係
住所:福岡市中央区舞鶴2-5-1
電話番号:092-791-7096
FAX番号:092-406-5075
E-mail:kansensho.PHB@city.fukuoka.lg.jp