9月10日「下水道の日」関連事業


【 下水道の日とは? 】


下水道の日は1961年(昭和36年)、著しく遅れているわが国の下水道の全国的な普及(当時の普及率6%)を図る必要があることから、当時の下水道を所管していた建設省、厚生省などが協議して「全国下水道促進デー」として始まり、日本における近代下水道の基である旧下水道法が制定された1900年(明治33年)から100年を経過した平成13年に、近年の下水道に対する認識の高まりとともに、より親しみのある名称として「下水道の日」となりました。
9月10日と定められたのは、下水道の大きな役割のひとつである「雨水の排除」を念頭に、台風シーズンである210日を過ぎた220日(立春から数えて)が適当であるとされたことによります。


下水道フェア福岡


毎年、夏休み期間中に、下水道の役割や仕組みなどについて、体験しながら楽しく遊んで学べるイベントを実施しています。わかりやすく市民の皆様にご理解していただけるよう、様々な広報事業を実施しています。

 令和4年度の下水道フェアで配信した下水道たんけん動画は、好評につき令和5年度も公開中です。
画像をクリックすると動画を見ることができます(外部リンク)。
 

下水道たんけん企画 動画

令和5年度は、世界水泳選手権2023福岡大会のファンゾーン「Fukuoka Ichiba(フクオカイチバ)」において、下水道のPRブースを出展しました。ブースでは、カプセルトイを用いたオリジナルグッズの配布や、普段見ることのできない下水道整備の様子等を動画で公開し、連日多くの方にご来場いただきました。 
また、7月23日は下水道フェアin世界水泳として、ブースで1日限りの体験イベントを開催しました。イベントでは、下水道を身近に感じて頂きながら楽しく遊べるマンホール缶バッジ製作やボールすくい体験を実施し、大盛況の内に幕を閉じることができました。
さらに、世界水泳の大会期間中(7月14日から8月11日)、大会マスコットがデザインされたマンホールを活用したスタンプラリーを開催し、多くの方にご参加頂きました。


 ※令和5年度の様子

ブースの様子

ボールすくい

ガチャ 

世界水泳マンホール 
   

夏休み下水道たんけん隊


毎年、夏休み期間中に、日頃見ることができない下水道の施設を見学(たんけん)して、下水道の役割や汚れた水がどのように処理されるかを学習するイベントです。【対象:小学3年生から6年生とその保護者】

令和4年度は、7月29日(金曜日)に開催しました。

山王雨水調整池では、普段入ることができない巨大地下空間をたんけんしながら、大雨の時にも、私たちの暮らしを守るための努力や工夫がされていることを学んでいました。

山王雨水調整池の写真

山王雨水調整池


下水道博物館では、ゲームで楽しみながら下水について学び、西部水処理センターでは、見学や実験を通じて、水がきれいになる仕組みなどを勉強しました。

下水道博物館の写真

下水道博物館


西部水処理センターの写真

西部水処理センター


施設の見学を通して、身近な生活にかかわる下水道に関心を抱くことができ、教科書では学べない、忘れられない学習実体験となったようです。