自動車専用道路アイランドシティ線（福岡高速6号線）の環境への配慮

自動車専用道路アイランドシティ線は、福岡市東区香椎浜１丁目から福岡市東区みなと香椎１丁目を結ぶ延長約2.5kmの自動車専用道路であり、アイランドシティ整備事業に伴う交通需要の増加や福岡市東部地域全体の広域的な交通需要に対応するために整備するものです。　

環境影響評価は、開発事業の内容を決めるにあたって、環境にどのような影響を及ぼすかについて、あらかじめ事業者自らが調査・予測・評価を行い、一般の方々や地方公共団体などから意見を聴き、それらを踏まえて環境保全の観点からより良い事業計画を作り上げていこうという制度です。
自動車専用道路アイランドシティ線では、平成２２年から平成２５年にかけて、都市計画決定権者である福岡県において環境影響評価の手続きが行われ、工事中や供用後の影響として、大気質・騒音・振動など１４項目の環境要素の予測及び評価が行われました。
その結果、いずれの項目についても、基準等との整合が図られており、環境への影響は事業者の実行可能な範囲内で回避又は低減が図られていると評価されています。　

（参考）自動車専用道路アイランドシティ線の環境影響評価の手続きの実施状況

自動車専用道路アイランドシティ線では、工事中や供用後の環境への影響や環境保全対策の実施状況などを把握し検証するために、学識経験者等から構成される有識者委員会を設置し、指導・助言を受けながら環境モニタリング調査を実施しました。
なお、環境モニタリング調査については、道路供用後の周辺環境へ大きな影響が生じていないことから、今回の調査をもって終了いたします。

（参考）自動車専用道路アイランドシティ線環境影響評価に係る環境モニタリング有識者委員会