「雨水整備レインボープラン天神」では、流下型施設(雨水管やポンプ場)の整備に加え、貯留及び浸透施設(雨水貯留管や浸透側溝)を導入し整備を進めています。
また、天神周辺地区は、他の地区より早く下水道整備に着手し、「汚水」と「雨水」を一本の管で流す「合流式下水道」となっていることから、本プランで整備する雨水管や浸透側溝の整備と連携し、「汚水」と「雨水」を別々の管で流す「分流式下水道」への切り替えを行っています。
雨水整備にあたっては、10年確率の時間雨量59.1ミリメートルに対応した施設整備を優先的に行い、平成11年6月29日の降雨である時間雨量79.5ミリメートルを将来的な目標としています。
また、整備の完了までには、多大な事業費と期間を要するため、過去に浸水被害が甚大であった天神・今泉、警固・薬院地区や地下空間利用が高度に進んだ地区を含む区域を最優先に、段階的な整備を実施しています。
合流式下水道は、雨が降ると下水の一部を雨水吐き室などから川や海へ放流することがあります。
また、道路の排水ますから、道路上に悪臭が出てくることがあります。
雨水管や浸透側溝の整備と連携し、「汚水」と「雨水」を別々の管で流す「分流式下水道」への切り替えを行っています。
また、雨水を浸透させるため、歩道や側溝を浸透タイプ(浸透性舗装・浸透側溝)で整備しています。
もっと詳しく知りたい方はこちらをクリック(雨水整備レインボープラン天神のパンフレット(PDFファイル)にリンクしています)(PDF:4,722KB)